麗しの近江旅 その2
さて(何がさてだ?)
前回のつづきです。
彦根城を出て多賀そば(普通でした)を頂いた後目的地へ。
河内の風穴
いまだ全貌は明らかでなく分かっているだけで全長10km以上。
一説によれば鈴鹿山脈を貫いて三重県側に通じているとかいないとか。
随分前からその存在は知っていたものの、なかなか訪れる機会がなかったが
やっと念願叶った。
アクセス道路は舗装されてはいるものの所々すれ違いが困難な狭さ。
そんな道を10分ほど走って到着。
駐車料金400円、入場料500円。村の人たちが運営管理してるみたい。
鄙びた、本当に鄙びた限界集落って趣きの邑。
入り口まではこんな渓谷沿いの山道を10分ほど歩く。早くも風が涼しい。
入り口に近づくといきなり冷風が身体を包む。まさに天然のクーラー。
屈んで入ります。
内部は期待通りの涼しさ、いや寒さ。10℃くらいでしょうかね。
鍾乳洞というよりは洞窟という感じ。それでも頭の上からは水がポタポタ滴る。
ほどなく現れるのが狭い入り口からは想像できないほどの大空間。
大広間と呼ばれている。
圧倒されます。まさに地底人の秘密基地!
写真の色目が違うのはホワイトバランスの違い。色々いじってみたけど肉眼通りの色にならず(・・;) 実際は上2枚の中間ぐらいの色目。
梯子があったり足場が悪い所もあったりで冒険気分が味わえる。
残念なことに一般観光客が入れるのは入口から200m程度まで。
この先に青の洞窟と呼ばれる所や、地底川?があったり神秘的な光景が広がっているらしい。
いつか行ってみたいが閉所恐怖症気味だから無理かも(笑)
ここオススメです。アクセス悪いですが機会があれば是非。
行きは涼しかった渓谷沿いも風穴で冷えた身体には暑く感じる。
旅の終わりに 旧中仙道 醒井宿 を訪れた。
家々の前を小川が流れ京都の社家の町並みのよう。
どうもこうした水のある風景に心惹かれる。
ここの見所は梅花藻。
梅に似た花を咲かせる水草。
ピークは過ぎていたようだが水面に落ちたサルスベリの花のピンクとのコラボが美しい。
湧き水が源泉だけあって水はあくまで冷たく澄んでいた。
今回のうまいもん。