本物の偽物
辛口で知られる評論家の佐高信氏が少し前のTVで、かの前都知事のことを「本物の偽物」と評しており、言い得て妙だなと思った。
物でも人でも世に偽物は存在する。物について言えば、偽物だと承知の上で所有し使用していればよいが、本物だと信じていた物が偽物だとわかった時のショックは大きい。
↑これは本物の金でできた偽物のチロルチョコだそう。
これが人となると事態はさらに深刻で、上記都知事のように政治家の不正ならいざ知らず、親友だと思っていた人、信じていた人に裏切られたり、騙されたり、彼女を寝取られたりしたら。。(な経験はないが)
それに比して自然は、山は裏切らない。眺めるだけでもよし、登ってもよし、無視してもよし。来るものを拒みもしないし、そこで命を落とそうと関知しない。どう付き合うかはこちら側の問題。本物だの偽物だの関係なく、ただあるがまま存在している。
それにしても軽率な前知事といい、高圧的な前々知事といい、ああ東京都よ。。現知事は本物か偽物か?
で、人はさておき自分はどうよ?