雪山で花を摘む
昨日は長野県の大川入山(1908m)
うかうかしてたら出発は9時過ぎていた。
スタートから積雪あり。
時々膝上まで踏み抜きながらもツボ足で登った。
1時間ほど歩くと展望が開け、中央アルプス~八ヶ岳~南アルプスが一望できた。
頂上まで行けば北アルプスも見えるはず。
目指す山頂が見えてきた。
しかし、山頂まであと2㎞というところで既に12時近く。
このペースだと下山は5時頃か。夏ならともかく冬山では遭難もありうる時刻。
潔く撤退決定。
樹氷を見ながらのんびり下った。
午後の陽ざしを浴びる南アルプスが美しかった。
ところで、山での懸案事項の一つにトイレ問題がある。
僕などは元々腸が強くないので登る前にお守りとして下痢止めを飲んでいる。
幸い、このところ大事に至ったことはない(^_^;)
で、タイトルの「花を摘む」だが、雪山に花など咲いていよう筈もなく、
山に登る人ならご存知のように女性の用足しを表現する隠語。
男性なら「雉を撃つ」 。最近は自分も含めあまり使わないけど。
昨日の休憩時、同行者がストレートに「トイレ行きたい!」と言って
(コース上にトイレはない)
トレースのすぐ脇で雪を掘り始めた。50㎝ほど掘って両側に壁を作り
「あっち向いてて!」と言って花を摘んだ。
最近の山ガールのなんと大胆な事よ。