アルコールバーナーのゴトクを自作してみた
山へ行ってもろくに調理らしいことはせず、フリーズドライやレトルトばかり食べていることに気付いた。お湯さえ沸かせればよいのでガスストーブを止め、アルコールバーナーを使ってみようかと思いたった。
アルコールバーナーはすでに買ってあった定番のトランギア。
室内で何度か使ってみたが炎を見てるだけで癒される。
ほぼ無音のところもいい。
しかしこれを使うには別にゴトクを用意しなければならない。
純正のもの、他メーカーのものいろいろあるがレビューなどを見ると、
どれも一長一短があり決め手に欠け購入するにはいたらなかった。
ならば作っちゃおう!ってことでネットで他の方のを見て回っていたら
いいの見つけました。
で、真似てみた。
用意するもの
ダイソーのオイルポット。105円也。
長目のボルト2本。ホームセンターで1本45円。
金曜の夜、作業開始。
完成したのがこちら。オリジナル仕様にしてます。
下方に空気穴とバーナーを底上げするためのボルトを通す穴。上方の穴は、ここにもボルトを通し、クッカーなどを乗せようと思ったが、手持ちのクッカーの径が大きいため結果的に意味なかった。
穴が不揃いとかツッコミはやめてね、大雑把な人間です。
点火。
わかっていたことではあるが、クッカーとの隙間がないため酸欠状態で燃焼効率がよろしくない。
ここは何か工夫が必要だな、とか考えていたら。。。
経験したことのない刺激臭とともに咽喉と目が異常に痛くなってきた。
何やら有害物質が発生していることは間違いない!
まずい。。。〇〇中毒で人知れず死ぬのか?
幸い、入れたアルコールが微量だったため、間もなく火は消え、窓という窓を全開にして
事なきを得た。
もしかしてこれはオイルポットに貼ってあったシールの接着剤の成分が残っていて、
それが燃えたためか?メッキが燃えたのか?あるいはmade in C〇〇〇〇だからなのか?
とりあえず残っていた接着剤を金タワシできれいに落とした。
しかし再度点火するのは憚られた。
改めて屋外で試してみよう。
そして昨日。近場のお山へ。
さっそく実験開始。
勢いよく燃えてます。
トランギアのやかんを載せてみる。
結果、昨夜ほどではないが、やはり若干異臭がする。
これはしばらく使っているうちになくなるだろうと判断。
それよりクッカーとのクリアランスを考えねば。。。
カイツブリかな?
そして今日、家捜ししていたらいいもの見つけた。何かの家具の余り部品か。
ポットの縁を挟んでボルトで締めた。
やかんを乗せてもこの通り。
クッカーはちょうど内側のボルト部分に乗った!
ベルモントのシェラカップもいい具合。
さらに手持ちのスタッフバッグにもピッタリ収まった。!(^^)!
近いうち実地試験してみます。