山ノオト 食ノオト

山で街で右往左往する日々

考える石

昨夜、NHKの「病の起源」という番組を観た。

うつ病についてだ。

 

それによるとうつ病の原因はストレスホルモン(以下SH)の

過剰な分泌により脳の神経細胞が委縮してしまうことが原因だという。

 

そもそもSHは魚類の段階で外敵から身を守るための防衛本能から生じたらしい。

現代社会においては孤独や記憶(恐怖や悲しみの)などの要因でSHが過剰に分泌され

うつ病患者が増えているのだという。

 

アフリカの何とかいう部族(名前忘れた)の人たちはSHの分泌量が少ない。

彼らは

「私は家族に必要とされている。」

「眠れない夜はない。」

など非常にポジティブな言葉ばかり発していた。

 

 

f:id:jandy1969:20131021100355j:plain

なるほど、人間本来のハッピーな生活をしているということだろう。

うらやましい。

 

しかし

 

魂とかスピリチュアルなものを信じるわけではないし

科学を否定するものでもないが、心が全て物質に還元されてしまうと思うと。。。

 

物理的な治療でうつ病が治るなら結構なことだが、

そうであるなら仮に僕の脳に何らかの物理的な処置をした場合、

別人格になることもあり得るのか?

 

自己とは何か?他者とは何か?

この石ころとあの石ころが違う程度に違うだけなのか?

 

何か釈然としないもの感じてしまった。

 

 

追記

ブログタイトル変更しました。