山ノオト 食ノオト

山で街で右往左往する日々

本の虫

不快画像あり。。。かも、です。

 

 

 

 

本好きの人は大抵そうかもしれないが、本を捨てられない(お気に入りに限るが)。

ここに1冊の古い文庫本がある。

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北杜夫著、どくとるマンボウ昆虫記。

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ご覧のとおりカバーは既に無く、黄ばんでるどころか茶ばん?でる。

このような状態の本が何十冊もある。

 

記事のタイトル「本の虫」であるが、読書好きの人、本ばかり読んでいる人を多少揶揄気味に本の虫と

言うが、その意味合いではない。

上記の本が虫についての本であるから、というわけでもない。

本の中から出てくる昆虫のことである。

上の、どくとるマンボウ昆虫記にしても、パラパラめくると何匹か蚊とか小さな虫が挟まっている。

ってその虫のことでもない。

生きた昆虫が古い本から出てくることがある。

 

それが紙魚(シミ)。

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このフナムシみたいな格好した奴が本棚から出てきたのを初めて見た時は驚いた。

Wikiでググってみたら 

セイヨウシミが好む食物は、接着剤のなかの糊精、本の装丁、写真に使われるや、砂糖、ふけ、埃など、多糖類澱粉を含む物質である。とはいえ、セイヨウシミは、綿や麻布、絹そして人工繊維などの物質も食用にし、死んだ昆虫や、それ自身の抜け殻さえも食べる。飢えている場合は、皮革製品や、人工繊維で造った織物さえ食べて傷める。しかし、体に目立った影響もなく、数ヶ月に渡る絶食を耐えることができる。 

だそうで、僕は本棚のそばでしか見たことがないので本を食う虫という印象しかないが、ゲテモノ食い

と言うか色んな物を食べるようだ。

GKBRと同じように今では人の生活に密着して生きている昆虫ということだろう。

僕のように古い本を捨てられない人間は紙魚と縁を切ることはできないかもしれない。

 

 

 

虫の後になんですが、、今夜の献立。

豆腐ハンバーグ、肉じゃが、わかめスープ(インスタント)。

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もちろんビール(第三)も。

 

 

 

 

どくとるマンボウ昆虫記

どくとるマンボウ昆虫記