春が来た日

僕にとって「春が来た」と実感する日は、春一番が吹いた日でもセンバツが始まった日でも恋が成就した日でもなく、モンシロチョウが飛んだ日。

暖かくなる予報だったので里山を散歩した。

ヒメオドリコソウの上を小虫が飛び

小川はキラキラと輝く。

　　

沢沿いを歩くとショウジョウバカマがいっぱい。

これから咲くものや

満開のものまで。

いろんな生きものに出会った。

何かのゆりかご。剥きたい衝動に駆られるが、グッと我慢。

特にたくさんいたのがテングチョウ。

越冬した成虫なので羽がボロボロ。

別個体。

同じく越冬したルリタテハもたくさんいた。

これも越冬したキチョウかな。

ベニシジミは羽化したばかりのようで、綺麗な羽。

これは初めて見たがコツバメか？

他にも、やはり越冬したであろうナナホシテントウ、のお尻。

「見逃してくれよー」と拝むアブ。

今日のヒットはツリアブ。モフモフで可愛い。

鳥のさえずりも、わかりやすいウグイスから複雑すぎて何だかよくわからぬものまで。

この写真のどこかにエナガが。

ひとしきり歩いてランチタイム。

アルコールが切れてたので今日はガスバーナー。 

至福の時。

　

ハンモックが欲しいな～。

で、肝心な春ですが、ヒメオドリコソウの群落を撮ろうをファインダーを覗いていたら

ぼんやりと白いものが。

上手に取れませんでしたが、春を見つけました。

これは多分スジグロシロチョウだけど、まあいいか（笑）

ということで2014年は本日3月23日を春が来た日と勝手に決定いたします。