清水の舞台から
寝不足気味なので昨日は早起きする気になれず、近場で目ぼしい所はないかとヤマレコを見ていたら
よさげな場所が。
自宅から車で1時間ほど
こんな切通しの林道を抜けると程なく
りっぱな山門の前に。駐車場はさらにここを上がったところ。
日龍峰寺(別名:髙澤観音) 岐阜県関市下之保
鐘楼
寺伝では5世紀前半、仁徳天皇の時代に創建されたということだから本当なら
岐阜県最古の寺ということになるらしい。
両面宿儺氏
こちらが北条政子が寄進したという云われのある多宝塔。
石山寺のと比べても遜色ない感じ。
そしてこれが美濃清水と呼ばれる所以たる懸崖造りの本堂。
まさしくミニ清水。
こちらも鎌倉時代に建立されたが応仁の乱で焼け、現存するのは江戸時代に再建されたもの。
本家清水寺比べるべくもないスケールではあるが、この鄙びた感はご本家にはないもの。
舞台から眺める景色もこぢんまりしてる。
天井や壁の上方には江戸~昭和に寄進された思しい、これまた古びた絵が掛けられてていい味出してる。
最近調子が悪い胃のあたりを撫で撫でさせて頂きました。
こちらはおもかる様。
謹んでお持ちさせて頂いた。心なしか軽く感じたような。。。
本堂の裏手に回ると
諸病に効くというみたらしの霊水がある。
洞窟の奥は頼朝を分骨埋葬したとされる宝筺印塔。
色んな表情をしたお地蔵さん?が。
近場にこんなお寺があったなんて。
日龍峰寺お勧めです。
さて、参詣を済ませ寺の裏手のハイキングコースから高沢山(354m)へ。
15分も登れば頂上。
この先ちょっとした縦走ができるみたいだけど、雲が多く展望がきかないのでそそくさと下山。
帰路、人里まで下りた所に猿がいた。車中から撮影。
車を近づけると、左側法面の藪へ入って行った。
10頭近くいたようだ。
よく見ると屋根に逃げるのもw。
最近、動物遭遇率高し。