北名古屋市と西東京市
名古屋市内を車で走っていて偶然みつけたバス停。
「月縄手」という素敵な名前。
由来を知りたいとググってみたが見つからなかった。
ただ「縄手」というのは
1. 田の間の道。あぜ道。なわて道。 2. まっすぐな長い道。 3. 縄の筋。
などとあった。
そして、ここには弥生前期の月縄手遺跡があることもわかった。
なるほど、稲作が始まった頃から続く道から生まれた名前だろうか、などと想像する。
いずれにしてもかなり古い地名のようだ。
名古屋の北隣に師勝町と西春町が合併して誕生した北名古屋市というのがある。
北名古屋市(-_-;)・・・このセンスのない名称に決まったいきさつが当の北名古屋市のHPにある。
「北名古屋」という名前のイメージについて、「国内だけでなく、
笑ってしまった。歴史ある名前を捨ててまで付けた名前が味も素っ気もない「北名古屋市」。
名古屋でさえグローバルとはとても思えないのだが、この何の変哲もない田舎町が本気でグローバルな市を目指しているところが悲しい。これではどこまで行っても名古屋の付属物ではないか。いっそ「脱名古屋市」とか「非名古屋市」とかにすればよかったのに。
そして東京には西東京市という摩訶不思議な名前の市がある。これについても色々物議を醸したらしい。東京という名前からして東の京という意味なのに、それに西を加えたら「東の京の西」と、位置的には東京都の真ん中辺なのに西はおかしい、とか。
これらに比べたら「さいたま市」などは却って潔いように思うのだが。
でも「さ・い・た・ま・市」と強調してくれたらもっとよかったな。
いずれにしても、古い地名は残してもらいたいものです。