9月の白馬大雪渓は・・・ その2
その1はこちら
ビールを飲んでテントに戻り横になった途端、
3日間の寝不足がたたり、爆睡。
幸い目を覚ますと30分ほどしか経ってない。
夕食を食べ明日の準備をすると、再び夢の中へ。
雨と風で寝ては覚めを繰り返し、翌朝。
ギリギリまでぐずぐずしていた。
天候はこれ以上良くなることはない。
とにかく今日中に下山しなくては。
最短で下りるのは白馬岳登頂後、来た道を下りること。
3、4時間で下りられるはず。
しかしそれじゃつまらーん。
よし、今回は北へ行こう。
白馬乗鞍岳経由で栂池へ下りることに。
まずは白馬岳頂上を目指す。
皆もうそれぞれの行先へ発った後なのか、
連休の中日とは思えないほど人の姿がない。
20分ほどで誰もいない山頂へ。
セルフで記念撮影
小蓮華山方面へ稜線を行く。
稜線。それは遮るものがないいうこと。
強風との闘い。
白一色の世界。静寂。
聞こえるのはレインウェアに打ち付ける雨の音だけ。
この世界に一人だけ存在してるような心地よい孤独感。
この時間がずっと続けばいいとさえ思う。
小蓮華山は山頂崩落の恐れありということで、山頂を巻き、先へ。
白馬大池へ向かう途中、その名も雷鳥坂でグルルルル、ガルルルルと蛙のような声が。
また会えました。
レンズが曇って画像がぼやけてます(^_^;)
この子は1羽でしたが、その後5,6羽の群れにも会いました。家族かな。
念願だったチングルマの花穂も見られた。
白い花よりこの姿が好きだなあ。
白馬大池山荘到着。
ここで久しぶりの大勢の人を見た。
山荘で簡単な昼食をとり、栂池を目指す。
栂池からはロープウェイとゴンドラを乗り継いで下りるので
最終に間に合うように下りなければ。
白馬乗鞍岳山頂で撮ってもらった写真もレンズが曇って
ここに載せるにはちょうどいい。
この後一気に栂池山荘まで下山。
重いザックが圧し掛かる肩の痛みとの闘いでした。
よってこれ以後写真もなし。
下界は・・・下界でした。
今回の山行で気付いたことが一つ。
僕は岩場登り、岩場下りが得意みたい。
山羊座だからか(笑)
今回の自分土産。
白馬岳手ぬぐい。
山バッジ。
そして好日山荘でもらったハガキを提示してゲットした防滴ポーチ。
来週の三連休はあの山へ。
行けるかな。。。