9月の白馬大雪渓は・・・ その1
小雪渓でした。
7月に予定していた白馬三山縦走が天候その他の事情で流れ、遅ればせながら
この連休に行ってきました。
PM9:30に自宅を出、中央高速で一路安曇野Ⅰ.C.へ。
安曇野Ⅰ.C.手前で未だ午前0:00前。
ETC割引の恩恵に預かるべく手前のSAで休憩。
0:00になる頃には他のみなさんも一斉に出て行った。
国道を50kmほど北上し、白馬八方へ。
バスターミナルに最も近い駐車場へ停めようと行ってみると
国際トレイルランの大会のスタート・ゴール地点になっていて駐車禁止!
下調べ不足です・・・
今回の計画は、
1日目、白馬八方からバスで猿倉入り。
大雪渓~白馬岳。
2日目、天候を見ながら、白馬三山縦走~白馬鑓温泉~猿倉。
もしくは、3日目も使って、白馬鑓温泉へ下りず、不帰キレットから唐松岳へ。
どうなるかな~。
そんなこんなで気持ちがはやっているのか車中でほとんど眠れず、朝に。
バスターミナルから見た白馬三山。
右から白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
30分ほどバスにのり登山口である猿倉着。
6:30出発します。
大雪渓の取りつきの白馬尻まではこんな感じの林道。
白馬鑓温泉への分岐、今日は直進です。
1時間で、白馬尻に到着。この小屋は冬場は解体されるそうです。
ここで小休止し、アイゼンの有無を再確認。
いよいよ大雪渓の始まりです。
しかし今は9月、最も雪渓が小さくなっていろだろうなと、予想してたとはいえ、
雪渓上ではなく、しばらく脇の秋道を歩きます。
写真では分かりにくいですが、白く見えるところ、真ん中は雪ですが、
縁の方は白い石です。雪渓ならぬ石渓。
あの真ん中辺りからは雪渓かな?
時折雲間から顔を出す白馬岳。
左には荒々しい杓子岳。
列をなす登山者。
結論言いますと、雪の上を歩いたのは、
この場所を含め2、3箇所。ノーアイゼンでOKでした。
しかし雪渓を歩けなくても白馬岳の魅力はそれだけではなかった。
雪解け水の冷たさ。
このねぶかっぴら辺りから広がるお花畑。
そして
山に来ても虫好きの血が騒ぐ!
こんな山にもガガンボが!
クジャクチョウにアサギマダラ。
さらに、山のもう一つの顔、荒々しさ。
杓子岳からは常に落石の音が聞こえていました。
雪渓上の石は全部落ちてきた石。
巨大なクレバス。
そして「ガンバレ」の文字に励まされ、最後の急登を登ると見えてきた。
白馬岳頂上宿舎。
今日はここのテント場でお世話になります。
テント設営後はお約束の
雲が出てきたので山頂は明日にします。
その2につづく。