未知なるもの
ルーティンというものが嫌い。毎日同じ時間に起き、同じ仕事をし、同じ時間に寝る。それはそれで凄いことで、それが出来る人を尊敬もするが、僕は苦手。同じ場所へ行くにしても違った道を通って行ったりする。未知なるものに出会うために。
昨日の土曜日、泊りの山は中止したが起きたら雨も降っていなかったので近場の低山に出掛けた。登り慣れた山。いつものように裏ルートを行く。沼のほとりを過ぎ、
しばらくすると迷ったことに気付いた。いつもの道と違う。登ってるはずが下ってる。見覚えのない竹林に紛れ込んだ。が、不思議と焦りはない。それどころかワクワクしている自分に気付く。もっとも迷ったと言ってもそこは通い慣れた低山。とことん下るか登るかすれば知った道に出ることはわかっている。にしても迷っていることを楽しんでいる自分がいた。いつもと違う道、いつもと違う景色を見ながら、さあどうする?どうやって戻る?高揚していた。こういう時は、不思議と身体もよく動く。さっきまで登り始めの辛さでハアハアいっていたのに軽やかに倒木を越え、沢を渡れる。一種の非常事態が脳を刺激しているのか?結局20分ほどでいつもの道をみつけ、いつものコースを歩いた。
こういう未知な状況に出くわすことがとても楽しい。
梅雨は苔の季節でもある。
スズメバチ?来るなら来い。大群で襲ってくるのは見たことない。
いや、本当はこの時期はそれほど凶暴でないことを知っている。
毒はあるのか、ないのか?
見たことのない花。紫陽花の一種?とてもいい香りがした。
この花も、名前を知らない。
トノサマガエルは360度見えそうな眼をしていた。
登山口には僕の苦手なトウモロコシが。
愛岐三山でまさかのコースロスト! [山行記録] - ヤマレコ
今日も未知なるものを求めて行ったことのない山へ。
南木曽岳(1679m)
高度感にワクワクした。
イワカガミは知っているが、コなのかオオなのかただのイワカガミなのかは分からない。
シャガのようでもあり違うようでもある。
見たことのない苔。
不思議な形の胞子体。ピーマンぽくて食えそう。
下山後、恒例のとんかつ。今日もカツカレー。